オッパイ


黄金の耳飾り

1973年の春 トゥワラギ族(サハラ砂漠の遊牧民)から仕入れた駱駝の皮袋に
フイルム、歯ブラシ、数枚の着替えとペンとノートだけで私は砂漠を縦断し、
西アフリカを抜け、大西洋のカナリア諸島を経てヨーロッパに帰った。
素足にビーチ草履 カメラはニコンをぶらさげてアフリカ大陸に挑んだのは
北、東に次いで3度目のヒッピー放浪。 マラリヤ、腸チフス、肝炎と一度に罹った時には
死の淵をさまよった。 38キロまで体重は落ち込んだ。 
ヒッチハイクと徒歩、バスとトラックと無人貨物列車の長旅。
34年前の写真はその時の記憶を蘇させてくれる、好い事も悲しいことも。 


木彫りの原型美人髪型


出べそのマークは時期酋長


太鼓のおじさん

バオバブと子供達


鍋蓋帽子の女


砂丘の中のランプと駱駝

 




無題ドキュメント